行政書士試験と社会保険労務士試験の合格率

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行政書士試験と社会保険労務士試験は、共に法律系国家資格の中でも比較的取り組みやすいものとして、よく取り上げられます。

両方とも人気資格であるため、受験生の数も多く、平成24年度の試験は、行政書士試験受験者は59,948人、社会保険労務士試験受験者は51,960人と、両方とも5万人を超える結果になりました。

では、合格率の方はどうでしょうか?比較してみましょう。

  行政書士試験 社会保険労務士試験
平成24年度 9.19% 7.02%
平成23年度 8.05% 7.22%
平成22年度 6.60% 8.63%
平成21年度 9.05% 7.58%

年度による差はありますが、社会保険労務士試験の方が、若干合格率が低い結果が出ています。

そして、行政書士試験の合格率の年度による変動が大きいことに対し、社会保険労務士試験の方はほぼ一定で、概ね7%台で推移しています。

これは、社会保険労務士試験の合否判定に、相対評価が取り入れられているからです。その結果、社会保険労務士試験は、合格者数や合格率に、受験年度による高低が発生しないのです。

時々、「行政書士試験と社会保険労務士試験、どちらを受けようか?」と迷っている人がいますが、「いずれはどちらも受験するつもりだけど、まずはじめに受ける方を決めかねている」ということであれば、行政書士試験を先に受験することをお勧めします。

行政書士試験の方が合格率が高いから、という理由だけではなく、行政書士試験の方が、暗記することも少なく、受験科目も少ないからです。試験時間も、社会保険労務士試験が丸一日かかるのに対し、行政書士試験は午後のみの試験ですから、試験慣れという意味でも、行政書士試験を先に受験した方がよいでしょう。

ただし、この2つの試験には、重複する科目が一つもありません。司法書士試験と行政書士試験であれば、民法などの重複科目もあるため、「行政書士試験で基礎を固めて、司法書士試験で更に詳しいことを勉強する」といったステップアップが可能です。

しかし、社会保険労務士試験と行政書士試験は、試験科目が全く異なるため、行政書士試験に合格して社会保険労務士試験に着手するときは、またゼロからのスタートになります。





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