行政書士合格率と年齢

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行政書士試験には、受験資格が設定されていません。学歴、職歴、性別、年齢、国籍等々、一切の制限がありません。

これが社会保険労務士試験あたりだと、学歴や職歴の制限があり、その制限をクリアすると、自然に20歳以上の年齢になってきます。

しかし、行政書士試験には年齢の制限がないので、極端な話、小学生でも受験できるはずです。(あまり小学生が受験しているという話は聞きませんが・・・)

さて、平成23年度試験の合格者データを見てみましょう。この年の合格者のうち、最高年齢は73歳、最低年齢が16歳でした。

16歳。若いなあ~という感じですね。高校生でしょうか?それとも高校中退して各種国家試験の道を驀進しているのでしょうか?・・・想像しても仕方のないことですが、若くして未来が開けている感じで良いですね。開業するのでしょうか?

それで、「すごい!16歳の高校生所長誕生か?」と大騒ぎしたいところですが、それはできないのです。未成年者は、まだ行政書士登録ができないからです。ですから20歳になるまでは、「有資格者」ではあるけれど「行政書士」ではないわけです。

この人以外にも、行政書士試験では、10歳代で合格する人が(パーセンテージは少ないものの)確かにいます。平成23年度試験では0.6%が10歳代の合格者でした。全国で34人もいたのですね。

逆に、高年齢者はどうでしょうか?

平成23年度試験では、60歳代以上の合格者は2.4%です。行政書士試験センターが公表している統計では、60歳代も70歳代も「60歳以上」でくくられているため、70歳代の合格者が何人いたかは不明です。ちなみに、平成23年度の合格者総数は5,337人ですから、2.4%だと126人ですね。

合格者の年齢は、30歳代の39.1%が最も多く、次いで20歳代の33.2%、40歳代の17.5%と続きます(平成23年度試験)。

この結果は、受験者数の中のパーセンテージに連動しているものの(30歳代33.2%、20歳代27.5%、40歳代21.3%)、年齢別の合格率が高くなっているのは20歳代であることがわかります。

行政書士試験の合否は、性別や年齢など受験生の属性に関係なく正答数で判断されますから、「若い人の方が優先的に合格する」ということは絶対にありません。それゆえ、「やっぱり若い頭は回るなあ」といった感想に落ち着く感じでしょうか。

あるいは、20歳代の場合は受験生に学生が多く、受験勉強に割くことができる時間が多いことが、こうした結果につながっているのかもしれません。





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