行政書士試験について(2)

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では、行政書士試験は、どのような感じで行われるのでしょうか?

試験会場は、全国各地にあります。平成24年度の試験は、北海道から沖縄まで、全国69ヶ所の会場で行われました。会場は大学が多いのですが、高校や専門学校、ホテルや自治会館のような場所でも行われています。

自宅から試験会場まで距離がある人は、泊りがけでの受験も視野に入れた方がよいかもしれませんが、そうした人は少数派だと思われます。というのは、行政書士試験の集合時刻は昼の12時半ですので、移動に2時間くらいかかる人でも、普通に起床して十分間に合うからです。

とはいえ、遅刻してしまうと試験会場に入れないこともありますから、天候不順や電車・バスの遅延、道路の混雑状況なども考え、時間には余裕をもっていた方がよいです。

さて、この行政書士試験の会場の様子はどのような感じでしょうか。法律系の国家試験を受けたことがない人は、少々不安かもしれませんが、TOEIC試験などと似たような雰囲気だと思ってください。ただし学生の受験者が多いTOEIC試験よりは、全体的な年齢層が高くなります。会場についたら自分の受験番号の席に着席し、静かに試験開始を待ちましょう。

繊細な人は、「一番前の席は、試験官の視線が気になって嫌だな」とか「一番後ろの席は、なんだか落ち着かなくて嫌だな」とか感じるかもしれませんが、そうしたことは・・・気にしてはいけません。

肝心の試験科目は、法令(46題)と一般知識(14題)で構成されています。法令科目としては、憲法、行政法、民法、商法、基礎法学。一般知識科目として、政治、経済、社会、情報通信、情報保護、文章理解等が出題されます。

一般知識という科目は、何となく勉強しにくいように感じる人もいるかもしれません。確かに、政治、経済、社会といった科目は範囲が広すぎて取り組みにくさを感じるかもしれませんが、情報通信や個人情報保護といった科目の方は、比較的勉強しやすいでしょう。

それに、個人情報保護法のような知識は、合格して行政書士になった後も仕事に役立つものですから、一般知識では、このあたりのことで確実に得点できるようにしておくのも、一手かもしれません。

試験は、法令科目と一般知識科目を合わせて、択一式(五肢)の問題が57問、記述式の問題が3問、出題されます。

3時間で60問。「それほどハードじゃないだろう」と思う人もいるかもしれませんが、行政書士試験の一つ一つの択一肢は意外と長い上、じっくり考えなければ解答できない問題もあるので、なかなかあなどれないものです。





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