行政書士試験について(1)

3

行政書士になるには、行政書士試験に合格しなければなりません。行政書士試験を受けなくても、公務員としての実務経験によって行政書士資格がもらえる人もいますが、そうした人は、全体からみると少数です。やはり、行政書士試験を受験し、合格して、行政書士になる人が多数派なのです。

さて、行政書士試験は、毎年1回行われる国家試験です。平成24年度の試験は、11月11日、日曜日の午後1時から4時までという日程でした。

11月と言えば、秋風が吹きはじめ、地方によっては紅葉がはじまる頃です。朝晩はもう寒いところもあり、試験直前の体調管理には、十分留意しなければならない時期でもあります。

しかしそれでも、司法書士試験や税理士試験、社会保険労務士試験などが、7~8月の猛暑の中で行われることを考えれば、この11月という日程は、かなり良い時期だと思われます。

そんな秋口に、全国の試験会場に、行政書士試験を受けるために、老若男女が集まってきます。本当に老若男女です。本当に様々な人達が受験しに来ます。試験前はテキストの読み返しなどで忙しく、他人を見ている暇はないでしょうが、冷静に観察してみると面白いかもしれません。

これだけの色々な人々が、ここ何ヶ月もの間、「合格」という同じ目標を持って、同じ試験範囲のことについて、同じように真面目に勉強してきたのが、何だか不思議ですらあります。何の接点も共通点もない他人同士ではありますが、同じ試験会場で試験を受けることになったあたり、何か縁でもあるのかもしれません。

・・・というのはいささか大袈裟ですが、行政書士業界というのは、ある意味、これの縮図です。試験を受ける人も多種多様ですが、合格する人も多種多様、開業した後も同じです。

行政書士試験は、「大学卒業以上」とか「実務経験3年以上」といった受験資格を一切問われないため、様々な人が受験し、様々な人が合格します。試験範囲が広いことも、この「様々」の一因になっているようです。

さて、次は、行政書士試験のあらましについてお話ししましょう。





Copyright(c) 2013 行政書士試験の合格率検証ルーム. All Rights Reserved.