行政書士試験と宅建の合格率

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宅地建物取引主任者試験も、非常に人気のある国家試験です。

宅地建物取引主任者試験は、例年10月に行われます。行政書士試験が行われるのは11月ですので、一人の人間が、この2つの試験を同じ年に受けるのは、少々ハードかもしれません。

ただし、宅地建物取引主任者試験の場合、行政書士試験と重複する科目もあるため、両方の試験準備を並行して行うことも不可能ではありません。

とはいえ、やはり時間的な余裕を持って受験準備を行いたい場合は、どちらか一つを受験し、もう一つは来年にまわすことをお勧めします。

では、この2つの試験の合格率の推移をみてみましょう。

  行政書士試験 宅建主任者試験
平成24年度 9.19% 16.7%
平成23年度 8.05% 16.1%
平成22年度 6.60% 15.2%
平成21年度 9.05% 17.9%

宅地建物取引主任者試験の方が、合格率が明らかに高いことが一目瞭然です。
ちなみに、宅地建物取引主任者試験は、相対評価で合否判定が行われる試験であり、上の表を見ても、宅地建物取引主任者試験の方は、合格率がほぼ一定であることがわかります。

試験の難易度は、宅地建物取引主任者試験の方が低いと言えます。行政書士試験が、択一式問題と記述式問題とで構成されていることに対し、宅地建物取引主任者試験は択一式問題のみです。しかも、前者の択一肢は五肢ですが、後者は四肢です。

また試験時間も、行政書士試験は3時間、宅地建物取引主任者試験は2時間となっており、受験しやすさが感じられます。ただし、あまり甘く見ない方がよいです。(「行政書士試験のついでだ!」と言いながら同じ年にこの2つの試験を受験し、宅地建物取引主任者試験に落ちた人を、私は知っています。)

ところで、この2つの試験、受験者数も合格者数も、かなり違うのです。

平成24年度の試験をみると、行政書士試験の受験者数が59,948人であったことに対し、宅地建物取引主任者試験の方は191,169人でした。

合格者数を比べても、行政書士試験の合格者が5,508人であったことに対し、宅地建物取引主任者試験が32,000人でした。

日本の不動産業者が多いのか、それとも仕事とは関係なく、不動産自体に対する関心が高いのかわかりませんが、この「宅建人気」は今後も続きそうです。





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